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スタッフ紹介(作業療法士:永野 貴之)

当院の新しいスタッフのご紹介です😊
2月より就任となりました、作業療法士の永野 貴之(ながの たかゆき)です
前職は「淀川キリスト教病院 リハビリテーション科」にて主に上肢の術後の患者さまのリハビリを担当しておりました。
身体の仕組みや状態を理解して頂きながら、一緒に考え、治していくリハビリテーションをモットーとしています。これまでの病院勤務では整形疾患、脳血管疾患を中心に多様な疾患を経験してきました。
特に手の外科領域(肘から指先までのケガや変形など)には専門的な知識を持ち、機能改善に加え、術後の手の管理や生活動作の方法についてのアドバイスが可能です。
伸展スプリント(指をのばす機能を改善する)
コイルスプリント(指の屈曲拘縮の改善を目的とした装具)
シリアルスタティックスプリント
など多彩な手の装具の作成もお手の物です!






もちろん上肢のリハビリだけではなく、理学療法士とタッグを組んで腰、膝、肩などの他の部位の理学療法も施行可能です。作業療法士は理学療法士の職域のリハビリを施行する事もできるんです!
患者さまが自分の日常生活や社会生活において、自立的に活動することができるように最大限のお手伝いを致します。身体機能が低下している場合でも、できることを最大限に活用し、自分らしい生活を送ることができるように支援することがセラピストの仕事です。
対話を重ねながら、最適な方法を一緒に見つけていきましょう。
常に患者さまの状態を見極めながら症状の改善までしっかり親身にトレーニングをさせて頂きます
何か困ったことや不安なことがあれば、遠慮なくお話しください。
全力でサポートしてまいります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします😊☻
補足)作業療法士(OT)と理学療法士(PT)の違いは何??
作業療法士(OT:Occupational Therapist) と理学療法士(PT:Physical Therapist)は、どちらもリハビリテーションの国家資格を有するセラピストです。関節の変形、骨折、その他の外傷によって低下した患者さまの運動機能や生活の質を向上させるリハビリを実施しますが、それぞれ異なるアプローチで患者さまをサポートします。
作業療法士は、日常生活での機能回復を目的に患者さまをサポートします。具体的には、調理や洗濯などの日常生活のスキルを改善したり、職業能力を向上させるために職場への復帰を支援したりすることがあります。作業療法士は、患者の能力や興味に基づいて、個々に合わせたプログラムを作成し、練習を指導することが多いです。
一方、理学療法士は、患者さまの身体機能の改善を目的に、運動療法やマニュアルセラピーなどを用いて治療を行います。具体的には、筋力の回復、バランスの改善、痛みの緩和などを目的として、患者さまの体を使って練習を指導します。理学療法士は、患者さまの状態に応じて練習の種類や強度を調整し、より効果的に治療を受けることができるように努めます。
要約すると、作業療法士は、日常生活の機能を改善することを目的に、個々に合わせたプログラムを作成して指導することが多く、理学療法士は、運動療法やマニュアルセラピーを用いて、身体機能の改善を目的に患者を治療することが多いです。
両者は密接に協力して、患者さまに最適なリハビリテーションを提供することができます
当科は「作業療法士、理学療法士が同時に在籍している」という強みを持つ整形外科クリニックであり両者の相互作用によって、ほかのクリニックではできない高度かつ総合的なリハビリテーションが実施可能です😊

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