DISEASE DETAILS 疾患一覧
肩の痛み
肩関節拘縮
肩関節拘縮は肩関節周囲炎、凍結肩などの肩関節の強い疼痛のため動かさない期間が長期化し、
続いて可動域制限(動かしにくさ)が続発する病態です
夜間痛、関節可動域制限の強い炎症期を経て疼痛が改善し、拘縮が残存する拘縮期に移行します
凍結肩、肩関節拘縮の治療
安静時のいたみ、夜間痛があるときは痛みを抑えることが治療の主な目的となります。
肩関節内へのステロイド、局所麻酔薬の注射が効果的です。
消炎鎮痛薬、経口オピオイド薬、ステロイド薬の内服も有効です。

先生から一言
凍結肩、肩関節拘縮の治療は一筋縄ではいきません
疼痛コントロールを十分行ったのち、リハビリにより肩の動きを取り戻すことが何より重要です
長丁場となることが多いですが、できるだけ元の動きを取り戻せるよう、医師・理学療法士がタッグを組んで治療に当たります