DISEASE DETAILS 疾患一覧
スポーツによる障害
Freiberg病(フライバーグ病)
Freiberg病(フライバーグ病)とは
足の中足骨の骨端核(成長軟骨の中心)に変化が生じる疾患で、歩行時に足の痛みを感じます。

Freiberg病(フライバーグ病)の原因
活発な運動やスポーツを行う中学生以降のお子さんに多いことが知られており、運動負荷が骨端核に対して何らかの影響を与えていることが示唆されています。しかしあきらかな発症原因、発症頻度は不明とされています。
Freiberg病(フライバーグ病)の症状
歩行時、運動時の前足部の疼痛を感じます。症状が強いと歩けなくなったり、スポーツが継続できなくなったりします。
Freiberg病(フライバーグ病)の検査
スポーツ歴、どのようなときに痛みを感じるかを聴取し、骨端核の圧痛をみます。レントゲンでは骨端核が白くかたくなり(硬化)、ぺちゃんこにつぶれたり(扁平化)、細かい破片に別れたり(分節化)します。症状が進行すると中足骨の変形性関節症になってしまうため早期発見・治療が特に重要です。
Freiberg病(フライバーグ病)の治療
疼痛が強い場合は競技活動、スポーツを休止し、安静を取ります。期間は個人差がありますが2週間〜1ヶ月程度の安静を目処とします。足底板という装具を使用して前足部への負担を軽減する治療も有効です。進行して変形性関節症をきたした場合は手術療法(中足骨骨切り術、中足骨短縮術)が検討されることもあります。

先生から一言
Freiberg病(フライバーグ病)はあまり知られていない疾患ですが、スポーツ(特に野球やサッカー)を活発に行う中学生以降のお子様によく見られます
なかなか診断がつかず、原因のわからない足の痛みとして放置されていることも多いです
適度な安静、装具、ストレッチを中心とした理学療法・リハビリで進行を食い止めることが可能です
本疾患は見逃されたままで進行すると変形性関節症となり、もとの骨の形には戻らなくなってしまい手術が必要になることもあります
早期発見が重要であるため原因不明の足の指付近の疼痛がある場合は早めに受診いただくようお願いします