整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・骨粗鬆症外来

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2022.10.01 整形外科一般骨粗しょう症

望まない骨折の予防のために!~骨粗しょう症検診のすすめ~

「身長が縮んできた」「背中が曲がってきた」「腰の痛みが長く続いている」

骨粗しょう症による「いつの間にか骨折」かもしれません

骨粗鬆症は、骨の密度が低下し、骨がもろくなる病気です。

放置しておくと骨折や転倒などの危険性を高め、健康寿命を縮める可能性があります。

健康寿命を延ばし、生涯骨折を起こさず寝たきりを避けるためには骨粗鬆症の早期発見・早期治療は決して欠かせません。

本邦での国民生活基礎調査において、要支援ならびに要介護認定者における介護が必要となった原因の

調査が行われており、2019年度の調査では要支援認定者における原因疾患は1位が「関節疾患」(18.

9%)、2位は「高齢による衰弱」(ロコモティブシンドロームやサルコペニアを含む)(16.1%)、3

位は「転倒・骨折」(14.2%)でした。また要介護認定者における原因疾患は1位が「認知症」(24.

3%)、2位は「脳血管疾患」(19.2%)、3位は「転倒・骨折」(12.0%)でした。このように骨粗

しょう症を基盤とした骨折は要支援、要介護の重大なリスク因子となっていることがよくわかります。

当院ではガイドラインに準拠した「大腿骨」「腰椎」で測定する骨密度測定器を導入していま

す。手やかかとで測定する骨密度は不正確で推奨されません。

骨粗しょう症検査は「保険適応」で、「予約不要」ですぐに検査できます。検査は痛みや負担が少な

く、5分程度で簡単に行うことができます。「当日、検査後すぐに結果をご説明」いたしますので、切れ

目なく最適な治療を開始できます。骨粗しょう症の検査は、自分自身の健康を守るために非常に重要で

あり、定期的な検査(4~12か月に一回程度、治療状況により間隔は異なります)を受けることで将来の

骨折リスクを減らすことができます。

ガイドラインに準拠した GE社製「骨密度測定器」Prodigy Fuga C
ガイドラインに準拠した GE社製「骨密度測定器」Prodigy Fuga C

厚生労働省からも「骨粗しょう症検診見直しへ 対象拡大、早期に把握」との通知がありました。

(2022年9月29日、共同通信社記事より、Yahoo!ニュース掲載)

骨粗しょう症という疾患に改めて注目が集まり、しっかり予防することの重要性が再確認されていま

す。超高齢化社会を迎える日本では、介護人員不足も予想されるため一人一人が健康的に生涯を過ごす

ことが社会からも求められるようになってきているとも言えます。

骨粗しょう症の検査を受けることで、自分自身の骨の状態、骨密度を正確に把握し、将来的な骨折や転

倒を防ぐための対策をとることができます。治療は、運動、食事の改善、薬物療法などがあり、検査結

果を踏まえて最適な治療法を選択することが可能です。

骨粗鬆症検査は ①骨密度測定検査 ②胸腰椎レントゲン の2つです

骨粗しょう症の診断基準は複数ありますが、骨密度が一定の基準値より低下しているか、胸腰椎の圧迫骨折が一つでもあれば骨粗鬆症の診断となります。

オレンジで囲った数値が参考となる骨密度(YAM値%)です
脊椎の圧迫骨折があると骨密度の数値にかかわらず骨粗鬆症の診断となります
脊椎の圧迫骨折があると骨密度の数値にかかわらず骨粗鬆症です

骨粗しょう症検診🦴は予約なしで当日受診可能です

皆様の受診をお待ちしております😊

当院では生涯健やかに過ごすためのお手伝いを全力でサポートいたします🍀

骨粗しょう症による骨折を予防し、生涯元気に自分らしく過ごしましょう😊

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