整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・骨粗しょう症外来・ペインクリニック

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2025.03.17 骨粗しょう症

望まない骨折の予防のために!「骨粗しょう症検診」のすすめ

「身長が縮んできた」「背中が曲がってきた」「腰の痛みが長く続いている」——こうした変化は、骨粗しょう症による“いつの間にか骨折”のサインかもしれません。骨粗しょう症は、骨の密度と質が低下して骨がもろくなる病気です。放っておくと骨折や転倒の危険が高まり、結果として健康寿命が短くなるリスクがあります。逆に言えば、早めに見つけて対策を始めれば、将来の骨折をかなり減らせます

日本の調査でも、要支援・要介護の理由として「転倒・骨折」は上位に挙がります。骨折が一度でも起これば、その後の生活の自由度が下がりやすくなる——この“損失”は誰にとっても大きいものです。だからこそ、骨折が起きる前に“いまの骨の強さ”を確かめることが大切です。

骨粗しょう症の検査・治療の流れ

当院では、ガイドラインに沿った腰椎と大腿骨の2か所で骨密度(DXA)を測定します。腕やかかとの測定は診断には不向きなため採用していません。検査は予約不要・保険適用で、所要はおおむね5分程度。その日のうちに結果をすぐご説明し、必要ならその場で次の一歩(治療や生活の工夫)まで一緒に決められます。GE社製DXA(Prodigy Fuga C)を導入し、安定した測定を行っています。

骨密度だけでなく、背骨のレントゲンもあわせて評価します。胸腰椎に圧迫骨折が一つでもあれば骨粗しょう症と診断されるため、“見逃しやすい骨折”をきちんとチェックすることが重要です。さらに、血液検査でビタミンDや骨代謝マーカーを確認すると、どの治療が合うかがより明確になります。検査の間隔は、治療状況に応じて4〜12か月ごとが目安です。

ガイドラインに準拠した GE社製「骨密度測定器」Prodigy Fuga C
ガイドラインに準拠した GE社製「骨密度測定器」Prodigy Fuga C
骨密度が数値でその日のうちに分かります

受診を迷われている方へ

ここまでお読みいただいた方へ。自分が骨粗しょう症なのかわからない、薬は飲みたくない、など迷われている方は、「まず検査だけでも受ける」ことをお勧めします。結果を見てから、治療が必要か、治療を始めるかどうかを一緒に考えましょう。思い立った今が、将来の骨折を避けるいちばんの近道です。

検査は予約なしで当日受診できます。受診理由が「とりあえず検査を受けた後で相談」でも大丈夫です。結果を聞いて納得したうえで、治療や生活改善を一緒に進めていきましょう😊

骨粗しょう症による骨折を予防し、生涯元気に過ごしましょう😊

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